2017年12月24日日曜日

年末も体調が安定しない日々は続く。

昨日は寝込んでいたと思えば、今日は割と普通に起きていられたりする。
体調は相変わらず不安定だ。

この所、足のしびれが余りにもしんどく薬の副作用も疑って調べ、「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」を止めてみた。どうもそもそも長期の服用は推奨されていない漢方薬らしい。それが奏功したのかしびれの症状は軽減はした。今日、起きられたのはその お蔭もある。

それから、しばらく気にしていなかったが、やはりむくみがある。
特にわかりやすいのは右脚のすねで、親指で押すと数ミリずぶずぶと沈むのだ。
体重も68.5kgで70kg目前だ。今年の初めには53kg程度だった人間がである。

それ程に体重が増えたのだ。息切れを感じる事が多くなったが、原因は心肺機能が低下したから、と言うより足りなくなったからだろう。

痛み止めを増やしたのも良かったのか、悪かったのか何とも言えない。
もう20mg増やせる余地はあるので、増やせば幾らかでもマシになるだろうか。

このように試行錯誤の日々が続いている。




2017年12月13日水曜日

今年最後12月13日の通院

通院日だった。これが今年最後の通院日になる。
確か今年は一月初旬の退院から始まった。

その頃を思い出して比べると体の具合は悪化している。退院直後は腫瘍の痛みは仕方がないにしても、それ以外は右脚に軽い違和感がある程度だった。しかしそれから数ヶ月の間に様々な症状が現われて来た。

今ある症状は...
  • 両脚のしびれ、感覚マヒ、痛みが激しい場合は右脚が吊ってしまう。走れない。
  • 左手の指(人差し指、中指)が動かない(曲がったまま伸ばせない)。症状がきついと右手の指(人差し指、中指)も同様に動かない。
  • 血糖値異常(血糖値は通常150から300の間、時には500を超える)。
  • 心肺機能が落ちて来た。頻繁に息切れする。
  • がん性疼痛(右わき腹、みぞおちを中心に上半身各所で激しい痛み)。

血糖値異常については、毎日何度か血糖を測らないといけないので、その度に針を指先に刺さねばならず、指先は針の刺し痕の赤黒いポツポツだらけ、皮も厚くなってしまって一度や二度針を刺しても血が十分に出てこない。最近はどこに針を刺すか悩むようになった。

ちょっと話が脱線してしまったが通院に話を戻して、まず前回の3週間前の通院時の状態から持ち直しはしたものの、そこから体調が良くなって来ない事を話した。

そして話した結果、少しでも良くなる事を期待してオキシコンチンを増量してみる事にした。これまでは 200mg x 3回 で 1日 600mg 服用していたのを 220mg x 3回 = 660mg から様子を見ながら徐々に増やし、二割増しの 240mg x 3回 = 720mg にする。これで痛みや体の不調に余り悩む事なく過ごせた以前の状態に戻れば良いのだが。

前回書いたPRRTについても聞いてみた。

ある先生は、どのような治療にしろアフィニトールが効いている状況で別の治療を模索する必要はないように思うという御意見だった。また、別の先生はPRRTを御存じだった。が、放射性物質を体内に貯留するタイプの治療法は、放射線を遮蔽する必要があるため特別に部屋を用意しなくてはならず、それが最近の病棟のように高層階となるとより難しくなり、それでいて恐ろしく採算が採れないため、結果、そうした治療ができる病院は限られてしまうとおっしゃっていた。

となると、PRRTは大学付属病院のような研究を目標とできるような病院でなければ取り組めない治療なのかもしれない。実際、PRRT絡みで名前を良く聞く病院は大学附属病院が確かに多い。

といった雑談を交えつつ来年もよろしくお願いしますと挨拶して、また袋いっぱいの薬を抱えて帰って来たのだった。

2017年12月10日日曜日

国内でPRRT臨床試験が始まっていた?

ここ数日は寒さも厳しさを増し、昨晩等は布団からはみ出していた足先がかじかんで目が覚める程だった。

ところで元気があった頃はネットで臨床試験情報等をマメにチェックしていたものだが最近はとんと御部沙汰、治療の情報集めをすっかりサボっていた。
このBlogの更新もサボっていたのだが、どうやらその間に日本国内でPRRTの臨床試験が始まっていたらしい。

JapicCTI-No.JapicCTI-173650(ja)
試験の名称ソマトスタチン受容体陽性の進行性膵、消化管又は肺神経内分泌腫瘍患者を対象としたF-1520併用下でのF-1515の第1相臨床試験
組織名富士フイルムRIファーマ株式会社
(JAPIC iyakuSearch 医薬品情報データベースより)

その前に、日本でも2年前からオクトレオスキャンが受けられるようになっていた。オクトレオスキャンは検査用の薬剤の名称でもあり、それを使った検査の名称でもある。
CTスキャン以上に神経内分泌腫瘍を正確に画像診断できる検査だが、海外では当たり前に受けられるこの検査が約20年経っても日本では受けられないままとなっていた。

【 オクトレオスキャン 国内承認状況 】

そしてPRRTである。オクトレオスキャンはこのPRRTの前提条件になっており、オクトレオスキャンで良好な結果が得られなければ、PRRTでも良好な結果は得られないとされている。

PRRTの何が問題なのかというと、それが神経内分泌腫瘍の切り札とも言うべき治療法だからだ。その詳細は省くが、欧米では広く行われている神経内分泌腫瘍の治療方法である。かのApple スティーブ・ジョブズも神経内分泌腫瘍でスイスのバーゼル大でPRRTを受けたという噂を聞く。欧米以外、例えば東南アジア、インド等でも似たような作用機序で名前の異なる治療法があるらしく、ネットの掲示板で見かけた事がある。

そのように海外では至極当たり前に普及している治療法にも拘わらず、PRRTはオクトレオスキャン同様に日本では受けられないままとなっていた。

実はPRRTとほぼ同じ治療法が悪性リンパ腫では日本でも受けられたりする。そこは希少がんに分類されてしまう神経内分泌腫瘍、NET/NECの悲しさだろう。

  • 【 放射性核種標識ペプチド治療】(Peptide receptor radionuclide therapy ; PRRT)

そして、そのPRRTの臨床試験がようやく日本でも始まっていた。それも4カ月前の7月にである。

だが、ネットで調べてみると、あるBlogで富士フィルムRIファーマに問い合わせた方がいて、それによるとまだ被試験者を募集する段階ではなく、それは数年先になる見込みとの事だった。残念ではあるが、いずれ数年先には日本でもPRRTが受けられるようになるのだろう。ようやく日本でもPRRTが進展しつつある事を喜びたい。そして、叶うならその時は自分もPRRTを受けてみたいと思う。その方のBlogには来年第一相試験が始まるとも書かれていた。

ところでこれらオクトレオスキャン、PRRTについて国内では横浜市立大学の活躍が目覚しい。海外に渡航してまでPRRTを受けようという方達がいるが、ここ数年、横浜市立大学はそうした方達の窓口となっていた。例えば、以下のIsotope News 2017年4月号 No.750に横浜市立大学の方達が寄稿された記事はその辺りの事情を語っていて興味深い。


PRRTの臨床試験については次回の通院の際にでもお医者様に聞いてみようと思う。
何か教えてもらえるかもしれない。