2014年10月6日月曜日

ハイパーサーミア

前回のハイパーサーミア受診から数ヶ月が過ぎ、10月からまた保険適用でハイパーサーミアを受けられるようになったので、先週ハイパーサーミアを受けてきた。ハイパーサーミアの治療は1クールがだいたい6回から8回で構成される。今回は第3クールの1回目になる。

ところでハイパーサーミアとは下のリンクのRF8というCTに似たような機器を使い、身体の深い所まで加熱し、がんのような悪性腫瘍を退治するという治療方法である。
残念ながらハイパーサーミアは怪しげな民間療法と十把ひとからげで温熱療法と言われてしまう事が多く、真っ当な治療であるにもかかわらず正当な評価を得ていない不遇の治療方法である。ハイパーサーミアは簡易な遠赤外線機器等ではなく、必ずRF8という機器を使わなくてはならない。また半年に1クールであれば健康保険も適用され、料金は1クール27000円で済む。ただ1クールの回数は施術する病院によりまちまちで6回もしくは8回である事が多い。もちろん1クール8回の病院の方が良心的だろうと思う。

山本ビニター : サーモトロン-RF8製品情報

私の治療体験ではハイパーサーミアに腫瘍を縮小させる顕著な効果は残念ながらはっきり現れていない。少なくともこれまで定期的に受けてきたCT等の画像診断では腫瘍縮小等の成果は見られなかった。かと言って全く効果が実感できなかった訳でもないが、腫瘍の勢いを止めるか押し返す程には至っていないのが現実である。

ハイパーサーミアは副作用がない事が大きなメリットとされている。それはその通りだが受けてみると決して楽な治療ではない。電極で身体を挟み込み電極間に電波を流し身体を加温する。それだけの治療ではあるが電波の出力をどこまで上げられるかで治療効果も変わる(RF8のバージョンにより最大出力は1500Wから1800W)等、人を選ぶのも確かである。まるで電子レンジで人の体を温めているようなものだ。体力の消耗もかなり激しく、1回数十分の治療の後では汗だくでふらふらになってしまう。数ヶ月ぶりに受けた事もあるだろうが今回は特にそれが激しかった。

効果が明確でないのに何故ハイパーサーミアを受けるのか?
それはやはり死にたくないという思いが根底にあって、歩行に支障が出て来る等、病が悪化する中何もせずにはいられないという気持ちがあるからだ。たとえ大きな効果が望めないとしても現状これ以外にやれる治療がないのならやらない理由はないのだ。せめて完全に歩けなくなってしまうまでの時間を少しでも稼いでくれないかと願ってはいる。

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